オープンキャンパスに親と行くのって、ちょっと抵抗がありますよね。
私も高校生のときは「お母さんと一緒に行くのって恥ずかしくないかな…」ってすっごく悩んだんです。
でも、調べてみたら意外な事実が見えてきました。
結論から言うと…
- 親同伴は全体の3割以上で、特に医療系・看護系は半数近くが親と参加
- 大学側は保護者向けプログラムを用意するなど、むしろ歓迎している
- 就職や学費の相談など、親の視点からの質問が役立つケースが多い
正直なところ、私もはじめは友達と行こうかなって思ってたんです。
でも、今思えば親と行って本当に良かった。
なぜなら、親ならではの視点で気づいてくれることがたくさんあったから。
今回は、私の経験も交えながら、オープンキャンパスに親と行くことについて、いろんな角度から見ていきたいと思います。
オープンキャンパスに親と行くと恥ずかしいと言われる3つの理由
まずは、よく聞く「オープンキャンパスに親同伴が恥ずかしい理由」について見ていきましょう。
1. 自立心が強くなる時期だから
高校生って、親から少しずつ自立していく大切な時期ですよね。
だからこそ「親と一緒」というのが気恥ずかしく感じてしまうんです。
実は、これはとても自然な感情なんですよ。
思春期から青年期にかけては、誰もが経験する心理的な変化の一つ。
むしろ、そう感じること自体が成長のサインとも言えます。
2. 友達との関係を重視する年頃
この年代って、友達との関係がすっごく大事な時期。周りの目も気になりますよね。
「みんな友達と来てるのに、私だけ親と…」って考えちゃいますよね。
でも、実際のところ、友達と来ている人は全体の3割程度。意外と少ないんです。
3. 非日常的な体験を楽しみたい
オープンキャンパスって、いつもと違う環境で新しい発見ができる特別な機会ですよね。
- 「親がいると自由に行動できない」
- 「楽しさが半減しちゃう」
そんな不安を感じる人も多いみたい。
オープンキャンパスに親と行く人は周囲にどう思われる?
オープンキャンパスに親と行くと「周りの目が気になる」というのは、誰もが感じる不安ですよね。
私も実際に経験したので、その気持ちはよくわかります。
でも、実態はどうなのでしょうか?
文系学部の場合
文系、特に女子学生が多い学部では、なんと5割近くが親と参加しているんです。
「えっ、そんなに多いの?」って驚きましたよね。
私も最初は信じられなかったんです。
たとえば、教育学部や心理学部のオープンキャンパスでは、お母さんと一緒に参加している受験生をよく見かけます。
むしろ、親子での参加が「当たり前」の雰囲気さえありますよ。
理系学部の場合
理系の学部は親との参加率が若干下がって3割程度。
でも、これでも決して少なくないんです。
特に、医療系や看護系の学部では、親子での参加がすごく多いんですよ。
なぜかというと、将来の進路や資格取得について、親の視点からの質問も大切になってくるから。
実際の参加者の声
- 「最初は恥ずかしかったけど、実際に行ってみたら親子連れがたくさんいて安心した」
- 「むしろ、親と真剣に進路を考えている姿勢が好印象だった」
- 「大学の先生も親子での参加を歓迎してくれた」
こんな声をよく耳にします。
オープンキャンパスに親と行くデメリットとメリット?
実際のところ、オープンキャンパスに親と一緒に行くことには良い面も、ちょっと気をつけたい面もあります。
4つのデメリット
- 自分のペースで見学できないかも
- 他の参加者から声をかけられにくくなる
- 親の意見に影響されすぎる可能性がある
- 実習系のプログラムで親が待ち時間を持て余す
特に気になるのが「自分のペースで見学できない」という点。
たとえば、私の場合も「ここもう少し見ていきたいな」と思っても、母が「次のプログラムの時間だよ!」って急かしてきたり…。
でも、こういったデメリットは事前に親と話し合って「別行動もアリ」ということを確認しておけば、かなり解消できるんです。
4つのメリット
- 学費や奨学金の相談がその場でできる
- 就職実績について親の視点で質問してもらえる
- 大学までの通学路も親と一緒に確認できる
- 親の理解や協力が得られやすくなる
実は、メリットのほうが断然多いんです。
一番大きなメリットは「親の視点」が加わること。
たとえば、就職実績の説明を聞くとき。高校生の私たちは「どんな会社に就職できるのか」くらいしか気にしませんよね。
でも、親は「離職率はどうなの?」「どんなサポート体制があるの?」といった、将来を見据えた質問をしてくれるんです。
学費の面でも心強い味方に。
奨学金の説明会で「返済の条件は?」「学費の分割払いは可能?」なんて、私たちだけじゃ聞きづらい質問もしっかりしてくれます。
オープンキャンパスに親と行くのを勧めたい人、勧めない人
ここで大切なのは、人それぞれの状況が違うということ。
オープンキャンパスに親と行くべきかどうかは、あなたの状況によって変わってきます。
親と行くのを勧めたい人
- 初めてオープンキャンパスに参加する人
- 遠方の大学を検討している人
- 学費や奨学金について詳しく知りたい人
- 就職実績や資格取得に関心がある人
- 親の理解を得たい人
特に初めての参加なら、親と行くことをおすすめします。
知らない場所に行くのって緊張しますよね。
私も最初は駅の乗り換えとか道順とか、すっごく不安でした。
親がいると、そういった心配が随分と減りますよ。
親と行かないほうがいい人
- 自分の意思で進路を決めたい人
- 親の意見に左右されやすい性格の人
- すでに志望校について十分な情報を持っている人
- 実践的な体験プログラムがメインの場合
親の期待が重荷になってしまう人や、親の意見に流されやすい人は、一人か友達と行くことをおすすめします。
親以外の最適なオープンキャンパスの同伴者
オープンキャンパスに親と行くのが気が進まない場合、他にどんな選択肢があるのでしょうか?
友達と行くメリット
同じ目線で大学を見ることができるのが、友達と行く最大のメリット。
- 気楽な雰囲気で参加できる
- 感想を率直に言い合える
- 情報共有がしやすい
- モチベーションを高め合える
ただし、友達と行く場合は気をつけたいポイントもあります。
- 楽しさに流されて情報収集がおろそかになりがち
- 友達の意見に影響されすぎる可能性
- 違う学部・学科を志望する場合は時間の無駄になることも
先輩と行くメリット
実は、意外と見落としがちなのが「先輩と行く」という選択肢。
先輩、特に志望校に通っている先輩と一緒なら、こんなメリットがあります。
- リアルな学生生活の情報が得られる
- 受験のアドバイスがもらえる
- 大学の雰囲気を詳しく知ることができる
- 在学生との交流もスムーズ
一人で行くメリット
意外かもしれませんが、一人での参加もアリなんです。むしろ、積極的におすすめしたい選択肢の一つです。
- 自分のペースで見学できる
- 気になることを遠慮なく質問できる
- 他の参加者と交流しやすい
- 客観的に大学を見られる
私の経験からいうと、2回目以降のオープンキャンパスは一人で参加するのがベスト。
最初は親と行って、2回目は一人で…というのが理想的だと思います。
よくある質問
オープンキャンパスの参加について、よくある質問にお答えしますね。
Q. 途中で親と別行動をとっても大丈夫?
もちろん大丈夫です!むしろ、おすすめの方法です。
たとえば、模擬授業や実習体験は学生だけ、その間に親は保護者向け説明会に参加…といった具合に、プログラムによって別行動をとるのが一般的です。
事前に親と「ここは一緒に行動する、ここは別々に行動する」という計画を立てておくと、スムーズに過ごせますよ。
Q. 親が質問しすぎて心配…
ありがちな悩みですよね。でも、実は親の質問って、私たちが気づかない重要なポイントを含んでいることが多いんです。
もし気になるなら、事前に親と「聞きたいこと」をすり合わせておくのがおすすめ。
「この点は私が質問するから、この点は親に任せる」みたいに、役割分担をするといいですよ。
まとめ
今回は「オープンキャンパスに親と行くのは恥ずかしい?」というテーマで、詳しくお話ししてきました。
最初に言ったように、実は親と一緒のオープンキャンパス参加って、思ったよりずっと一般的なんです。
むしろ、大学側も歓迎している場合が多いんですよ。
この記事のポイントをまとめると
- 親同伴は全体の3割以上で、文系や医療系は約半数が親と参加
- 就職や学費の相談など、親の視点からの質問が貴重な情報源に
- 初めての参加は親と、2回目以降は状況に応じて参加者を選ぶのがベスト
- 途中で別行動をとるなど、柔軟な参加スタイルも可能
- 友達や先輩、一人での参加など、状況に応じて最適な同伴者を選択
私自身の経験から言えることは、親と一緒に行くことで「恥ずかしい」と思う気持ちは自然なこと。
でも、その気持ちに縛られすぎる必要はないということ。
結局のところ、オープンキャンパスの目的は「自分の将来のための情報収集」です。
その目的を達成するために、どんな参加スタイルが自分に合っているのか、よく考えてみてください。
親と行くにしても、一人で行くにしても、友達と行くにしても、それぞれにメリット・デメリットがあります。
大切なのは、あなたが最も効果的に情報を得られる方法を選ぶこと。
これから受験シーズンに向けて、たくさんのオープンキャンパスが開催されます。
この記事が、あなたの参加スタイルを決めるヒントになれば嬉しいです。
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