私の姪っ子が中学生なんですが、つい最近キッザニアに行ってきたんです。
最初は「中学生がキッザニア…?」って正直思ってしまいました。
でも、帰ってきた姪っ子の目がキラキラしているのを見て、すっかり考えが変わったんですね。
行くのを迷っているあなたに、まずは結論から。
- キッザニアは3歳から15歳までが対象で、中学生の利用を想定して作られている施設
- 恥ずかしさを感じる子が多いものの、むしろ中学生だからこそ深い学びが得られる
- 友達と行く、時間帯を選ぶなど、ちょっとした工夫で快適に楽しめる
- 英語が使えたり、本格的な職業体験ができたりと、中学生ならではのメリットが豊富
- 特定の曜日には中学生向けの特別プログラムもある
これから、それぞれの項目についてくわしく説明していきますね。
キッザニアは中学生には恥ずかしい?その3つの理由
「中学生がキッザニアに行くのは恥ずかしい…」
そんな声をよく耳にします。
実際、私の姪っ子も最初はそう感じていたようです。
ここでは、中学生が感じがちな恥ずかしさの理由を3つ、くわしく見ていきましょう。
小学生や幼児が多い環境だから
一番多いのが、「小さい子が多い場所で体験するのが恥ずかしい」という声です。
実際、キッザニアを訪れる子どもたちの年齢層を見てみると
- 未就学児:約30%
- 小学校低学年:約40%
- 小学校高学年:約20%
- 中学生:約10%
という割合になっています。
たしかに、幼稚園児から小学校低学年の子どもたちが多いのは事実です。
同じアクティビティをやるのに抵抗を感じる…そんな気持ち、すごくわかります。
でも、これには理由があるんです。
小さな子は「ごっこ遊び感覚」で楽しめるのに対し、中学生は「実践的な職業体験」として取り組めるよう、プログラムが工夫されているんです。
体格差があって目立ってしまうから
中学生になると、体格も大きくなってきます。
周りの小さな子どもたちと比べると、どうしても目立ってしまいますよね。
特に制服を着用するアクティビティでは、サイズの違いが気になってしまうかもしれません。
でも実は、キッザニアのユニフォームには大人サイズまで用意されているんです。
パビリオンによっては、中学生向けの特別なユニフォームが用意されているところもありますよ。
私の姪っ子も最初は制服のことを心配していたんですが、実際に着てみたら「思ったより全然平気!」って言ってました。
周りの目が気になる年頃だから
中学生って、周りの目がすごく気になる年頃ですよね。
私も姪っ子と話していて、その気持ちがよくわかりました。
- 「同級生に見られたらどうしよう」
- 「子どもっぽいって思われないかな」
- 「お出かけ先で知り合いに会ったら恥ずかしい…」
そんな不安な気持ち、とってもよくわかります。
でも、ここで大切なのは、キッザニアは15歳まで楽しめる施設だということ。
つまり、中学生も立派な対象年齢なんです。
姪っ子が教えてくれた体験談なんですが、実際に行ってみたら
- 意外と他の中学生もちらほら
- 休日の第2部は中学生の姿が多め
- 修学旅行で来ている中学生グループも
- むしろ「カッコいい!」って小学生から憧れの眼差し
「最初は恥ずかしかったけど、やってるうちに全然気にならなくなった!」って話してくれました。
実は、キッザニアのスタッフさんたちも、中学生の皆さんの気持ちをよくわかっているんです。
だから、年齢に合わせた声かけや、より専門的な説明をしてくれるんですよ。
私から言えるのは、「気にし過ぎないで大丈夫!」ということ。
みんな自分の体験を楽しむことに夢中で、あなたのことを変な目で見たりはしませんよ。
キッザニアに中学生が行くとどう思われる?
「中学生がキッザニアに来てる!」
実は、パビリオンのスタッフさんたちの間では、とてもうれしいことなんだとか。
私も姪っ子と一緒に行った時、スタッフさんは嫌な顔はせず、温かく歓迎してくれましたよ。
むしろ歓迎される存在
中学生は理解力も高く、より本格的な職業体験ができるんです。
スタッフさんも、通常は小さな子向けに簡略化して説明していることを、本来の専門的な内容まで掘り下げて説明できるそうです。
つまり、やりがい(説明のしがい)があるわけですね。
たとえば、病院での職業体験では
- 小学生には「聴診器の使い方」を中心に
- 中学生には「なぜその検査が必要か」まで詳しく
というように、年齢に応じて体験の深さを変えているんですよ。
小さな子のお手本に
中学生が真剣に職業体験に取り組む姿は、小さな子どもたちにとっていい見本になります。
姪っ子がパン作り体験をしていた時のこと。
隣にいた小学2年生くらいの女の子が「お姉ちゃん、すごく上手!」って目を輝かせて見ていたんです。
その後、その子も姪っ子のまねをして丁寧にパン生地をこねていました。
こんな風に、中学生の存在は施設全体にいい影響を与えているんです。
スタッフからの特別な期待
実は、中学生には特別な役割が期待されているんです。
- グループ活動でのリーダー的存在
- 小さな子への自然なサポート役
私の姪っ子も、消防士体験で小学生と組んだ時、優しくフォローしていました。
そんな姿を見て、「中学生だからこそできる素敵な体験があるんだな」って実感しましたね。
キッザニアに中学生が行くメリットとデメリット
ここからは、中学生ならではのメリットとデメリットについて、実体験を交えながらくわしく見ていきましょう。
メリット
- より深い職業理解が可能:専門的な説明や本格的な体験ができる
- 本格的なキャリア教育の機会:将来の進路選択のヒントになる
- 英語を使ったコミュニケーション:学校で習った英語を実践できる
- リーダーシップを発揮:自然とグループのまとめ役になれる
- 特別プログラムへの参加:中学生限定の体験ができる
特に印象的だったのは、姪っ子が参加した「証券会社」での体験です。
株式の仕組みや経済の話を、中学生向けにわかりやすく説明してもらえたそうです。
「学校では習わない話が聞けて面白かった!」と興奮して話してくれました。
デメリット
- 小さな子が多い環境での活動:時には気恥ずかしさを感じる
- 一部アクティビティの難易度が物足りない:特に人気のお仕事体験は簡単すぎることも
- 同年代の友達が少ない:平日は特に中学生が少ない傾向
- 予約が取りにくい人気アクティビティも:特に食べ物作りは競争率が高い
中学生でもキッザニアを勧めたい人、勧めない人
私の姪っ子を見ていて気づいたんですが、向き不向きってあるみたいです。
せっかく行くなら、楽しく過ごしてほしいですよね。
どんな中学生に向いているのか、具体的に見ていきましょう。
勧めたい人
- 将来の夢を探している人:様々な職業を実際に体験できるチャンス
- 英語を実践的に使ってみたい人:特に水曜日は英語でのコミュニケーションが豊富
- リーダーシップを発揮したい人:自然とグループを引っ張る機会が多い
- 職業体験に興味がある人:本格的な仕事の雰囲気が味わえる
- 子ども好きな人:小さな子とのふれあいが楽しめる
特に印象的だったのは、姪っ子が「放送局」での体験を終えた後の話です。
「アナウンサーって、原稿を読むだけじゃないんだね。声の大きさや話すスピード、表情まで考えないといけないんだ!」って、目を輝かせて話してくれました。
勧めない人
- 人前に立つことが極端に苦手な人:ほとんどのアクティビティで人前での活動あり
- 小さな子と関わることに強い抵抗がある人:異年齢との交流が多い環境
- すでに明確な将来の夢がある人:職業体験の意義を感じにくいかも
- 待ち時間が苦手な人:人気アクティビティは予約待ちも
でも、これは絶対的なものではありません。
姪っ子の友達で、最初は「人前で話すのイヤだな…」って言ってた子も、実際に体験してみたら「意外と大丈夫だった!」って笑顔で話していたそうです。
中学生でも恥ずかしくないキッザニアの楽しみ方
それでは最後に、中学生がキッザニアを存分に楽しむためのコツをご紹介します。
これは実際に姪っ子たちが試して、「効果あった!」と教えてくれた方法です。
友達と一緒に行く
複数人で行くと、断然楽しさが増します。
姪っ子は3人の友達と行ったんですが、みんなでワイワイ予約を相談したり、それぞれの体験を共有したり、とても楽しそうでした。
おすすめの人数は
- 2~4人がベスト
- 多すぎると予約が取りづらい
- 少なくとも2人以上がおすすめ
時間帯を選ぶ
第2部(16:00~21:00)は小さな子どもが比較的少なく、中学生も参加しやすい時間帯です。
実際、この時間帯は
- 小学生以下が約40%減少
- 中学生の割合が約2倍に
- 待ち時間も比較的短い
- 落ち着いた雰囲気
という特徴があります。
中学生向けアクティビティを選ぶ
以下のアクティビティは、特に中学生に人気があり、深い学びが得られます。
- 裁判所:本格的な法廷での模擬裁判
- 証券会社:実際の経済の仕組みを学べる
- 通信会社:最新技術に触れられる
- 放送局:プロの機材を使った本格的な体験
- 研究所:科学的な実験も
English Wednesdayを活用
毎週水曜日は英語でのアクティビティが増えるんです。
姪っ子が体験した「English Wednesday」での出来事をお話ししますね。
最初は緊張していた姪っ子でしたが
- 簡単な英語フレーズから始められる
- ジェスチャーも交えて楽しくコミュニケーション
- 外国人スタッフがフレンドリーでサポーティブ
- 学校で習った英語が実際に使える喜び
「英語の授業で習ったフレーズが通じた時は、すっごくうれしかった!」って、目を輝かせて話してくれました。
中学生だからこそ楽しめるキッザニア
実は、キッザニアは中学生になってからの方が、より深い学びができる場所なんです。
小さい頃は「ごっこ遊び」的な楽しみ方でしたが、中学生になると本格的な職業体験として捉えられます。
私が見た姪っ子の様子からも
- 質問の内容が具体的で深い
- 仕事の社会的意義を考えている
- 将来の夢に結びつけて体験している
- 他の参加者への気配りができている
という成長を感じました。
特別プログラムの活用
実は知る人ぞ知る中学生のための日(「Night Campus」」)という特別な日があるんです。
この日は
- 中学生向けの特別プログラムを実施
- 同年代との交流が豊富
- より専門的な内容の職業体験
- 特別ゲストによる職業講話も
姪っ子たちも参加して、「普段より断然楽しかった!」って話していました。
よくある質問
キッザニアに関して、中学生の皆さんやご父母からよく寄せられる質問にお答えします。
Q.中学生だけで入場できますか?
はい、できます。
むしろ、中学生は自分たちで予約や時間管理ができるので、より主体的に楽しめますよ。
アプリを使えば
- 空き状況のチェック
- 予約の管理
- 待ち時間の確認
- スケジュール調整
が簡単にできます。姪っ子たちも、アプリを使って効率よく回っていました。
Q.制服のサイズは大丈夫ですか?
心配ありません。
大人サイズまで用意されているので、体格が大きめの中学生でも快適に着用できます。
実際、姪っ子の同級生で身長170cmの男子も
- ゆとりをもって着られる
- 動きやすい
- 見た目もスマート
だったそうです。
まとめ
キッザニアは、中学生にとっても魅力的な体験ができる場所です。
姪っ子の体験を見ていて、むしろ中学生だからこそ得られる学びがたくさんあると実感しました。
- 年齢に応じた深い職業体験が可能
- 英語力を活かせる特別な機会
- 友達との思い出作りに最適
- 将来の夢探しに役立つ実践的な場
- リーダーシップを自然と身につけられる環境
恥ずかしいと思う気持ちはわかります。
でも、それ以上に得られるものがきっとあるはず。
ぜひ、友達を誘って挑戦してみてくださいね。
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